代表メッセージ

創業に込めた想い

私が理学療法士になったきっかけは、高校1年生の時に、2歳年上の兄の事故に合い重度の頭部外傷で兄は車椅子生活になりました。
しかし、2年間に渡り、入院をしてリハビリを徹底的に受け、なんとか歩いて自宅に帰ってくることができました

「リハビリってなんて素晴らしい仕事だろう」
「私もこのように歩けなくなった方のお手伝いをしたい」

リハビリを行うことで良くなっていく兄の姿を見てそんな想いが沸き上がり、理学療法士の免許を取得しました。

しかし、私が就職すると同時に、リハビリに日数制限が設けられ、最大で180日までしか受けることができなくなりました。

良くなろうがそうでなかろうが一律にリハビリを終了とする制度に違和感を覚える日々が続き、理学療法士となった6年目の春、退院してもリハビリを継続することができる通所介護（デイサービス）のリハテーラー横浜都筑を2012年7月に開業しました。 

障害福祉事業を始めた理由

創業してしばらくすると、40歳以下の方々からのリハビリをしたいという問い合わせが増えてきました。

しかし、当時は通所介護（デイサービス）のみだったため40歳以上の方しか利用することができずにお断りをしていました。

そんなことが続いた時に、ある女性が施設を訪れました。

「小学生になる脳性麻痺の子どものリハビリはできないでしょうか？」

障害を持つお子様のお母さんでした。

話を聞いてみると、

「小学生に上がるとリハビリをする回数が減ってしまう」

という現状があることを知りました。

お母さんの想いに動かされ、ボランティアでお子様のリハビリをしていく中で、お子様が少しつづできることが増えていく光景を目の当たりにし、

「リハビリを受ける環境が整えば救われる人がいるかもしれない」

そのような思いから、子供向け事業の許認可まで取得することを見越して、横浜市内で最大規模の施設を建て、3店舗あったデイサービスを一つにまとめ大規模のデイサービスに生まれ変わりました。
2020年に横浜市で初めてとなる通所介護と一体となった共生型自立訓練（機能訓練）、そして重症心身障害児に対応した放課後等デイサービスの許認可を取得しました。