私がリハテーラー横浜都筑に決めた3つの理由

はじめまして、理学療法士の山口です。
リハテーラー横浜都筑にて主に通所介護、自立訓練を担当しています。

この春、リハテーラーに入職し早4ヶ月が経ちました。
経歴としては4年制大学卒業後、回復期の病院で4年間勤め、リハテーラー横浜都筑に転職をしました。

回復期の病院では、日々患者様の身体機能の回復、向上に向けてリハビリをしていき、患者様が笑顔で退院していく姿を見るのがやりがいでした。しかし、身体機能の向上だけでは、退院後社会復帰、社会参加に届かない事も多くある事を患者様から退院後のお話を聞いて実感しました。後にも述べますが、そんな思いの中で患者様と生活の中での課題に向き合っていく生活期に携わりたいと思うようになりました。生活期の施設をいくつか見ましたが、その中で最終的に選んだのがリハテーラーです。


私がリハテーラーを選んだ理由は3つあります。

それは
①生活期(在宅領域)への興味
②組織としての成長
③社長、社員の思い

です。

①生活期への興味

先にも触れましたが、回復期の病院に勤めていた私が転職を考えるようになった1番の理由は、「生活期への興味」でした。
入院中にリハビリをがんばり、退院した先に周りの理解や知識が不十分であったり、環境が本人の意志を折ってしまったりする場面はないでしょうか?
できる力はあるのに「危ないから」とか、親切心を理由に「やってあげる」ことが多くなると本人もやってもらうことが当たり前になり、役割や能力がどんどん減ってしまう事はもったいないと感じます。
これって誰が悪いとかではなく、「わからない」「知らない」ってことが理由であることが多いと思います。工夫すれば安全にできることや、本人にやってもらうことで自尊心が高まることがほとんどです。
退院後の生活の中で、本人と一緒に周りの環境も少しずつ変えていければステキな日常が送れるかなと思い生活期、在宅領域に興味を持ちはじめました。

②組織としての成長

リハテーラーは通所介護事業からスタートし、放課後等デイサービスや自立訓練など徐々に事業が拡大しています。自分は変化や成長にワクワクする性分なので、そんな変化、成長に富んだリハテーラーに魅力を感じました。
実際に入職して成長を実感しますし、新しいトピックも多く、大変充実した日々を送っています。

③社長、社員の思い

リハテーラーに決めた理由で1番大きかったのは社長の池畑をはじめとしたスタッフの思いに共感した事です。
実際に社長や社員の方とお話ししていく中で、リハテーラーの企業ビジョンである「子供から高齢者までが障害の有無に関わらず安心して過ごせる社会をつくる」事にスタッフみんなが向かっていることを強く感じたことに加えそのビジョンに私も強く共感してリハテーラーに決めました。
というのも強い思いを持った人が同じ方向に向かって歩んでいる組織が強い組織だと私は思っているからです。

そんな強い思いに共感してくださった方と一緒に働くことができたら幸せです。

ご応募お待ちしています。

理学療法士 山口大貴

なぜ採用を加速させるのか?

リハテーラー横浜都筑では、有資格者の中途採用に加えて、現在2022年の新卒採用を行なっています。

現在、20名ほどの社員ですが2022年4月には40名を目標に採用活動を行なっています。

採用を加速させる理由は明確で、
「我々のサービスを必要としている方がいるから」
これだけです。

医療的ケアが必要なお子様、若くして障害を持つことになった方々・・・

放課後等デイサービスや介護保険での介護事業所の数は右肩上がりで、充足してきているのが事実です。介護事業所においてはこれから減少傾向になるとも予想されますし、放課後等デイサービスの数も頭打ちになってきます。

でも、医療的ケアが必要なお子様が通える放課後等デイサービス、若い方が利用できる介護施設や自立訓練などは圧倒的に不足しています。

私たちは、その分野に特化した事業展開をしていくので、店舗数を増やしていきます。

医療的ケアが必要なお子様が通える保育園、児童発達支援、放課後等デイサービス

若い方がリハビリに取り組み、就労などの新たなステージを目指す自立訓練(機能訓練)

40代50代で、もう一度社会的役割を担いたい方々が通える通所介護

この事業所を半年に一つのペースで開設していく予定です。

そのためには優秀な人財が必要です。

今の組織でも優秀な人財がいます。

今のままで良いというのであれば、採用は積極的に行うことはありません。

しかし、今のままで良いという考え方は私たちにはありません。

私たちのサービスを必要としてくださる方がいる限り、成長し続けます。

もちろん成長するためには、いろんな苦労や苦難があることは分かっています。

社会の課題を解決するために、ともに成長していきたいという方を募集しています!

なぜ保育園を作るのか?

リハテーラー横浜都筑では障害児も預かることができる保育園を立ち上げるために動いています。

保育園の開設となると制度上のハードルはたくさんありますそのハードルを乗り越えて、今年の秋にはオープンする予定です。

立ち上げる理由は明確です。

「通える保育園がないから」

これだけです。

放課後等デイサービスを立ち上げて、たくさんの家族と出会いました。

ご家庭の環境は様々で、家族で協力してお子様のケアをしています。

もちろん私たちが分からない葛藤もたくさんあると思いますし、ご家族の苦労もたくさんあると感じています。

その中でも明るく私たちに接してくださるご家族様に少しですが貢献できていることが私たちがサービスを提供する原動力になっています。

その中で、私たちの施設を通うことができるようになり

仕事ができるようになった
兄妹が習い事に通えるようになった

など喜びの声をたくさん聞くことがとても嬉しく思います。

小学生でもこのような声が上がるということは、就学前も預かってくれる保育園もないだろうと調べてみると、医療的なケアが必要ないお子様は比較的預かってもらえる環境は整ってきましたが、医療的ケアが必要なお子様が圧倒的に不足しているということが分かりました。

放課後等デイサービスでの経験を生かして、私たちならできると判断して、今は準備を進めています。

障害をお持つお子様がいても働くことができる

それが当たり前の社会となるように微力ですが、貢献していきます。

障害福祉分野ではセラピストが必要とされています!

リハテーラー横浜都筑の代表の池畑健太(理学療法士)です!

医療分野と同じく障害福祉分野も3年に1度報酬や制度の改定があります。
令和3年度は、改定の年で私たちが提供している放課後等デイサービスの報酬や制度も大きく変わりました。

発達障害など知的の分野は現状のままだと報酬が大幅に下がるようになりました。
これは、有資格者があまりいなくても開設できるため参入障壁が低く、結果として多くの放課後等デイサービスが誕生し、地域によっては飽和状態になりつつあることと、預かる要素や宿題に取り組むなどやや趣旨から逸脱した施設も増えていることから、専門職を配置するなど専門性の高いサービスを提供できなければ、大幅な減算になるという背景があります。

一方、当施設が提供している重症心身障害児や医療的ケアが必要なお子様に対する制度や報酬は大幅に向上し、専門職を手厚く配置したり、質の高い環境でサービスを提供できる改定となりました。

これは重症心身障害児や医療的ケア児を受け入れられる施設が圧倒的に少ないことが背景にあります。
横浜には350の放課後等デイサービスがありますが、重症心身障害児に対応している事業所は18施設しかありません。
横浜でこれだけの数字なのですから、他の地域も同様に圧倒的に不足しています。

重症心身障害児のお子様の場合は医療的ケアが必要な場合が多く、看護師などが対応する必要がありますが、簡単に看護師を雇用できないこと、雇用できても退職リスクが隣り合わせで看護師がいなくなったら事業そのものが提供できないという背景から、通常の放課後等デイサービスと異なり参入障壁が高いという背景があり、参入を促していく意味も含めて、報酬が手厚くなりました。(それでも看護師の雇用の壁や小児経験のある看護師が少ないこと、医療行為もあるのでリスクが高いという理由もあり、進まないと考えています)

私たちは看護師の安定的な雇用ができているため、今後は障害福祉の分野で重症心身障害児対応の放課後等デイサービス、児童発達支援を拡大していく予定です。

利用したくてもできない

そんなお声がある限りは、私たちは事業を通して貢献していきたいと思っています。

そして、理学療法士として嬉しかったのが、専門的支援加算というものが創設されたことです。
これは、理学療法士等を配置すると加算が取れるというものです。
介護の分野でもありますが、理学療法士等というのは、柔道整復師や看護師なども入っているのですが、障害福祉の分野での理学療法士等というのは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士なのです(正確には心理も入りますが・・・)

リハビリテーションにおいては、医療保険や介護保険においてリハ職の待遇が下がり続けいていますが、障害福祉分野においては、国が報酬や制度を通して「必要です!」とメッセージしてくれています。

報酬や制度が悪くなるということは「必要ない」「充足している」という国のメッセージですから、専門的支援加算ができたことは、非常に嬉しく思いますし、障害福祉の分野でお子様たちがリハビリを受けたいというニーズも非常に高く、リハ職の雇用も積極的に進めていきます。

10月には新たな放課後等デイサービス、児童発達支援、訪問看護ステーションを立ち上げる準備で動いていますので、障害福祉の分野に興味がある方はお気軽にお問い合わせください!

デイサービスを立ち上げた原点

リハテーラー横浜都筑の代表、池畑健太(理学療法士)です。

兄が亡くなったのをきっかけに、
改めて自分がなぜこの仕事に就いたのか?
このままの働き方で良いのか?
この環境で家族を幸せにすることができるのか?

自分のミッションや今後のキャリアを考えた時に、

「ここのままではいけない」

そう感じたことと兄の死に直面して限りある人生なので、
思いっきりやりたいことをやろうという気持ちが強くなり、
自ら会社を立ち上げる決意をしました。

起業した当時は理学療法士による起業も少なく、手探りでしたが、
「デイサービス」という形態であれば、起業できることが分かりました。

そしてデイサービスは日数制限や時間の自由度も高いので、
退院してからもリハができる施設に最適だ!
と考えて、兄が亡くなった翌年の平成24年にリハビリデイサービスを立ち上げました。

兄が亡くなっていなかったら、安定した環境の中で、家族と平々凡々と暮らしていたと思います。

兄の事故がなければ、理学療法士になっていなかったと思います。

おかげさまで、自分は社会の役に立つ人間に少しはなることができました。

私が仕事をする原点は

「兄のように困っている方々の手助けをする」

そのために事業を行っています。

<企業理念>
貢献の輪〜利用者様への貢献、社会への貢献、社員への貢献〜
我が社は、介護・福祉事業を通して、利用される方とご家族の人生の質の向上に貢献し、
全社員の物心両面の幸福と社会保障の安定に寄与することを目的とする

<起業ビジョン>
子供から高齢者まで障害の有無に関わらず、安心して過ごせる社会をつくる

兄の経験を通して、起業をして、多くのご利用者様とご家族と接していくなかで、
成熟していった理念です。

私たちは原点を忘れずに事業を進めて参ります。

急性期から回復期の現場への転職。そこで感じたこと。

代表の池畑健太です!

前回の続きを書きますので、お付き合いください!

急性期病院からの転職を考えている時に、
「リハビリテーション科を立ち上げるけど一緒にどう?」
と、一緒に働いていた先生から声をかけられました。

「頑張れば頑張った分だけお給料は出すよ!」

1からの立ち上げであること
頑張りを評価してくれること

ここに魅力を感じるとともに、急性期で働いているといつかは退院しますし、日数制限もあったため、その後のフォローの必要性を感じていたので、そのお声かけに甘えさせてもらい、整形外科に転職をしました。

骨折をした後のフォロー
退院後のフォロー

などなど、急性期ではできなかったことがたくさんできて、転職して良かったと思いましたし、頑張った分だけ給与に反映してくれていたので、給与も病院時代から1.5倍くらいになりました。
それでいて、土日祝休みで、GW、夏季休暇、年末年始と各1週間の休みがあるので、不満は一切ありませんでした。

しかし、ここで立ち止まるのではなく、土曜日には老健でバイトをしたり、整形外科は昼休みが長いので、昼休憩に訪問リハビリを立ち上げて、精力的に動いていました。

そこで介護保険と関わることになったのです。

老健でのバイトは入所と通所を担当していましたが、「これがリハビリか?」と思うほど残念な内容でした。
入所では退院後に「短期集中リハビリ」と称してリハビリを目的に入所してくるのですが、40分のリハビリだけで、後は他の入所者と一緒に体操したり・・・。
通所も同様で、少しの時間のリハビリだけのために1日利用している。

そして、昼休みに興味本位で始めた訪問リハビリの需要が高いことも驚きました。

そんな現実を目の当たりにして、介護保険でのリハビリを色々と調べるようになりました。

退院した後にしっかりとリハビリをする場がないということに気づきました。

給与もそこそこ、休みもしっかり、その頃には結婚して、子供もいたので、安定思考になっていた自分に少しずつ火がついてきました。

そんなことを思っていた時に兄が急になくなりました・・・。

後日、続きを書きますので、またお付き合いください!

リハテーラー横浜都筑 代表 池畑健太(理学療法士)