診療報酬改定から考える重症心身障害児福祉のこれから

こんにちは!看護師のおざきです👩‍⚕️!

今回はタイトルにもあるように

2024年4月に行われる診療報酬改定について

少しお話できたらと思います!

診療報酬改定には大きく分けて2種類あります。

医療保険に関わる診療報酬

私たちリハテーラーの

介護・障害福祉に関わる診療報酬

の2種類ですが

医療保険の診療報酬は2年に1回

介護・障害福祉の診療報酬は3年に1回

報酬改定があります。

今年はその2つの診療報酬が同時に改定される

6年に1回の年です!

同時に改定されるときはこの制度間の調整も行われ、

大規模な改正がされることもあるため

障害福祉のこれからを考える大事な指針となります。

診療報酬が変わることは、

単に国から入る収入が変わるというだけではありません。

もちろん収入がないと施設の運営に関わるため、

収入の変化も大切ですが、

診療報酬の改定はそれだけではなく

国が今後福祉サービスをどう作っていきたいのかを

知っていく機会にもなります。

では今回の診療報酬改定では

どんな福祉サービスを国が考えているのか

簡単にお伝え出来たらと思います!

まずは今回の診療報酬改定に向けた障害福祉における論点ですが、

厚生労働省があげているのは以下の3点です!

1障害者が希望する地域生活を実現する地域づくり

2社会の変化等に伴う障害児・障害者のニーズへのきめ細かな対応

3持続可能で質の高い障害福祉サービス等の実現のための報酬等の見直し

これらはリハテーラーで現在提供しているサービスにも

全て直結するお話であり、

特に今回の改定はリハテーラーの理念である

子どもから高齢者まで障がいの有無に関わらず安心して過ごせる社会をつくる

ことも背中を押してくれていると私は感じました!

特に今回の改定では

医療的ケアのある方や重症障がいがある方への支援の充実

さらには質の向上を狙う改定も多くありました。

例えば今までは医療的ケアのあるお子様の

ケア度の関わらず送迎1回は1回で報酬が点数化されていましたが

改定後はケア度により点数が変わっていきます。

これにより今までケア度の高いお子様1名のために

看護師を送迎時間まで雇うことが出来なかった事務所も

雇うことが可能になるかもしれません。

リハテーラーでは複数名の看護師を正職員として

雇っているためもともとケア度に関わらず

送迎を行っていましたが

今回の改定によりこれらを持続可能になります。

(もちろん送迎の点数だけが関わるわけではありませんが)

また質の面に関しても

今までは個別支援計画書を作っているか否かで点数が変わってきましたが

今回の改定から計画書の内容についての言及もありました。

今回の改定からは支援において

5領域(「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」)のつながりを

明確化したプログラムの作成を求められることとなりました。

これらについてもリハテーラーでは日々の中で

Fワード(「Fitness フィットネス」「Function 機能」「Friends 友達」「Family 家族」「Fun 楽しみ」「Future 未来への期待や夢」)を

用いてお子様について皆で考え、計画を立て支援を行っています。

こういった点においても、

もともと行っていた支援に関して

しっかりと診療報酬に組み込まれることで

今までやっていたことを評価されたようでうれしいですね。

これらのことをこれからも行っていくことで

よりお子様やそのご家族が

地域・社会の中で当たり前に暮らしていける社会を

リハテーラーなら実現していける!

そんなことを感じた

今回の診療報酬改訂でした!

最後になりますが

ここまで読んでくださったそこのあなた!

ぜひ一緒にそんな社会をつくっていきませんか?

見学お待ちしています!

https://public.n-ats.hrmos.co/reha-t/jobs

リハテーラー横浜都筑

看護師

おざき

FUKUSHImeets!に参加してきました!

こんにちは、理学療法士の山口です!

先日、H&Hのスタッフ3名でFUKUSHImeets!という福祉に関する企業や法人の合同説明会に参加してきました。

こちらのイベントは、参加者全員スーツ禁止で各ブースも円卓を囲むスタイルでラフに、カジュアルに就活の相談ができるスタイルで企業と学生の会話も多く、活気あるイベントでした。

実際に参加をして感じたことが3つあります。

1.各企業、法人の特色があるということ

 今回のイベントでは、冒頭に各企業の30秒プレゼンがありました。30秒ですので、いかにインパクトを残すか、伝えたいメッセージを届けるか、というところでしたが、元気いっぱい、笑顔いっぱいで企業のイチ押しポイントを伝えたり、楽器の演奏やお笑い要素があったりと各企業見せ方が様々で企業の雰囲気が伝わる30秒でした。

 どの企業も前向きに、楽しそうな雰囲気で、福祉業界は目の前の人を支援する仕事なので人柄が重要であると改めて感じました。

2.同じ業種でも違いがあるということ

 1のように企業の色があることに加えて、同じ事業でも大事にしている価値観や方向性が異なることがわかりました。例えば放課後等デイサービスでも、非日常の体験や工作に力を入れているところや、お子様の身体機能面に注力しているところ。事業としても知的障がいが中心な放デイ、弊社のように重症心身障害児や医療的ケア児が中心な放デイがあります。どんな形であれ地域社会に貢献しているのは間違いありません。ぜひ、なぜその事業をやっているのか。なぜその方向性でおこなっているのか。そういった背景を聞いてみると自分にあった企業、法人が見つかるかもしれません。

3.素敵な学生が多いという事

 これが一番強く感じました。「自分はこういうことがやりたい」と決めている人、「まだ何をやりたいか決まっていない」という人、様々でしたがなにより自分自身の未来のことを前向きにどうしていこうか、と悩んでいること自体が素晴らしいな、と。

 ブースでは真剣に説明を聞きながらたくさん質問してくださったり、こちらからの質問にも素直に答えてくださる学生さんばかりで、伝えているこちらが嬉しくなる時間でした。

今回のイベントでH&Hがみなさまに伝えたかったテーマとして、

フローレンス・ナイチンゲールの言葉で

「犠牲なき献身こそ、真の奉仕」

という言葉があります。

福祉や介護の業界は、“誰かのために”と自分を犠牲にしても貢献する人がたくさんいます。これ自体は素敵なことかもしれませんが、我々は支援者こそ豊かであり、豊かな人だからこそ素晴らしい支援ができると考えています。

豊かさとは、生きがいなど心の豊かさだけでなく経済的なことももちろん含めます。

だからこそ今、日本が、福祉業界がどういう状況で今後どうなっていくのか、その中で私たちはどうしていくべきなのか、そういったことも情報としてお伝えしていきます。

詳しく知りたい方、興味のある方はぜひH&Hの説明会にご応募ください。

リハテーラー横浜港北
理学療法士
山口大貴

「児童発達支援管理責任者」

先日、児童発達管理責任者(児発管)の実地研修にいってきました。

児童発達管理責任者とは何か?

福祉関係に勤めていれば聞き慣れたワードかと思いますが、児童発達支援管理責任者とは、障がい児の保育や療育に関する専門職の1つで、児童福祉法における様々な障害児支援施設で働いています。

略して「児発管」と呼ばれることもあり、児童発達支援施設には必ず1名以上の配置が義務付けられています。

利用する児童や家族への支援はもちろんですが、児童指導員や保育士などの現場職員への指導や助言も行うリーダー的な立場で、ベテラン職員が資格を取得しその役割を担います。

また、児童一人ひとりの状況に応じた支援計画を立てたり、保護者からの相談に乗ったりと役割がとても豊富です。

この資格を得るまでの道のりは長いですが、その分専門職としての経験があることの証明にもなります。

関わっている子ども達が毎日少しずつ出来ることが増えたり、障がいを持つ児童の保護者の支えになったりと、児童福祉における大切な仕事です。

今回の研修は自身にとって良いきっかけをたくさん得られました。今回学んだことをしっかり現場に活かしていきたいと思います!

自分は重心の施設で働いているため看護師やPTが必要とされることが多いいですが、子ども達は遊びの中で学び成長していきます!

それはうちの施設に限らず子どもに関わる全ての人に言えることです。

以前、保育士フェアに参加した際にこんな声がありました。

「重心の施設で保育士ができることがあるか不安です」と。

むしろ子ども達は障がいの有無に関わらず遊ぶことが大好きです!

遊びを作り出すのはやはり保育士がとても上手だなと感じます。

興味があっても一歩踏み出すのに不安を感じている方は是非弊社のInstagramをご覧ください!

きっとその不安はすぐなくなると思います。

一緒に子ども達の成長を見守りませんか?

子ども達が待ってます。

リハテーラー横浜

遊ぶの大好き

河合

【必見】福祉業界で高所得を得るには

こんにちは!看護師の前田です!旧姓鈴木です!

最近いろんなところでご挨拶をさせていただいているのですが、昨年結婚をして、2024年から前田として働かせてもらっています。

今日は結婚して最近思ったことから記事を書きたいと思います。

実は先日夫婦でIFAという資産の専門家にお金のシミュレーションを作ってもらいました。

夫婦で今の給与と支出が変わらなかったとき、今後もし3人の子どもが生まれたら家族はどうなるのか。

・・・

破産しました…(;・∀・)

子どもが生まれると、教育費だけで、もし仮にすべて公立・国立だったとしても、大学までで1000万円はかかります。

そこに、日々の食費などの生活にかかわる費用、塾や習い事の費用、もし私立に行くことになったら、と考えると、5000万円ほど必要になるケースも考えられます。

子どもにたくさんの経験をさせたいと旅行や留学などすればさらにです。

私自身、子どもが好きでこの仕事に就いているので、当然自分の子どもも幸せにしたいと思います。自分の子どもに我慢をさせるということはしたくありません。

一方で、物価は3.0%の上昇率です。23年後には今100円で買えているものが200円かかるようになります。

23年後に自分の給与が今の2倍になっていなければ、そもそも今の生活水準は保てないのです。

そこに子どもにまつわる資金が必要となるのです。

当然自分の老後も豊かに暮らしたいので、貯蓄も必要です。

これらを考えると、やはり十分な給与がなければ豊かな人生は送れないのだということを感じます。

日本の近年20年の賃金上昇率は1.4%。近年10年で見ると-0.5%というデータもあります。普通にしていたら賃金の上昇より物価の上昇の方が上回ってしまう計算です。

ですから、やはり努力してでも給与を高めていく必要があるのです。

福祉業界はなかなか高い給与を目指せないのではという声も聞きます。

でも、それでは優秀な人が医療・福祉業界から離れていってしまいます。

もっと福祉が豊かになっていくためにも、福祉で高い給与を得て社会貢献できる環境を整えていくことも必要です。

弊社では年功序列ではない、実力主義の人事制度があります。

頑張ったら頑張った分だけ、成長した分だけが正当に評価され、給与も上がっていく仕組みです。

福祉ではなかなか考えにくい、1000万円以上の収入を得ることも目指せます

人の人生を支える福祉の仕事をする人だから。あなたも幸せであってほしいと思います。

リハテーラーには仕事もプライベートのどちらも豊かに暮らしていけるそんな仕組みがあります。

興味のある方はぜひ一度施設に話を聞きに来てください!

お待ちしております(^^♪

リハテーラー横浜港北
人事採用担当
兼 看護師
前田 優花

弊社が社員教育に力を入れている理由

こんにちは

リハテーラー横浜都筑の理学療法士 久保瑛です。

弊社では新卒、中途とともに社員教育に力を入れています。

社内でのOn-the-Job教育やe-ラーニングといった制度を整えていますが 定期的に外部の講師を呼んでの全体研修なども取り入れています。

労産総合研究所による2023年度教育研修費用の実態調査によると従業員1人あたりの研修費は年間3万円程度であり 介護福祉分野に限ると1人あたりの教育費の平均は1万以下という結果が出ています。

弊社の社員教育費は1人あたり30万を越える年もあります。

特に新卒の教育に関しては多くの投資をしています。

なぜそれ程社員への教育に力を入れているのか、これには幾つかの理由があります。

人材の育成

社員教育は個人の成長に繋がります。

物事の見方、考え方が変化することで行動が変容していきます。

個人が成長していくことは業績を向上させ、ひいては組織全体の目標達成や成果の向上に結びつきます。

また組織の理念やビジョンが社員に浸透することで自分の仕事の価値を見い出し、主体的な行動に繋がっていきます。

キャリアアップの実現

研修を通して仕事に対してのマインド、スキル、ノウハウを学んでいきます。

自分のありたい姿を明確にしていく中で、現在の自分の行動を見つめ直し、今後の目標を考える機会になります。

他にも組織風土の改善や帰属意識を高めることにも繋がっていきます。

人生の大半の時間を占める仕事だからこそ

“やりがいを持って楽しく働いて欲しい”

“会社を自己実現の舞台にして欲しい”

“物心ともに豊かな人生を送って欲しい”

その想いがあり、社員教育に力を入れています。

一人の人としても成長できる環境がリハテーラーにはあります。

あなたからのご応募お待ちしております。

リハテーラー横浜都筑

理学療法士

久保瑛

【新卒スタッフ】私の強みって?

こんにちは🐶

新卒1年目、社会福祉士の濵野です!2024年もよろしくお願いいたします!

突然ですが、皆さんの強みは何ですか?

…就職活動に備えて考えた方や今まさに考え中という方、いらっしゃるのではないでしょうか。

私は就職活動に際して、自分の良いところは一体何だろうとすごく苦戦しながら考えた記憶があります。

そんな強みですが、私の場合、社会人になってからのほうが自分の強みについて触れる機会が増えていると感じています。

具体的なお話をすると、私は入社してから自分の強みとして「観察する力の高さ」があることを先輩方に教えていただいたことで知りました。

私は、観察することを意識してご利用者様と関わっています。特に表情を見ることは大切で、目の前のご利用者様が今楽しいのか、悲しいのか等の気持ちを知るためにもたくさん観察し、いつもとの何か違いがあったり、新たな気付きが得られたら他のスタッフに報告するということを心がけています。

初めは難しさもありますが、関わっていくうちに、この遊びにはこういうリアクションをするのか。この活動はあまり好みではなさそうだなといった反応が段々と理解できるようになってきました。

今でこそ、この「観察する力」はご利用者様と関わる上で重要なスキルだと思っています。ですが、日々成長している中で身に付いてきたことがいつの間にか私の中で当たり前になっていたため、これが自分の強みであるとは全く理解していませんでした。

しかし、リハテーラーには自分では気付けなかった強みを直接フィードバックをして下さることで知ることができる環境があります。

先輩方が伝えてくださるフィードバックから自分の強みはこういうところにあるんだなと知ることはとても多く、それが自分の学びや成長にもつながっていると感じています。

今回の私のようなケースに限らず、自分の強みを知る方法はたくさんあると思いますが、弊社のインターンもそのきっかけの一つになるかもしれません。

インターンでは弊社の業務、業界についてはもちろん、自分が福祉の業界でどんなことをしていきたいか、自分のどんな強みがあり、どのように発揮できるか等を考えることのできる機会になると思います。

ぜひお申し込みいただけますと幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

社会福祉士 濵野