執筆者 セラピスト | 2021年10月11日 | ブログ
こんにちは、理学療法士の山口です。
リハテーラー横浜都筑では、様々な業務があります。そこで今回は“サービス担当者会議”についてお話しします。
というのも、私が病院から転職し新鮮なことが多い業務であったので、個人的な感想も交えながらご紹介します。
サービス担当者会議とは、ケアマネージャーが作成したケアプランの内容をみんなで検討し合う場です。
参加者は、利用者、ご家族、ケアマネジャー、デイサービスや福祉用具のスタッフなどのサービス担当者です。
多くは、利用者様のご自宅で行われ、ケアプランの内容の共有、現状の課題やリスクなどを話し合います。
リハテーラー横浜都筑からは、看護師が参加することもあれば介護福祉士や理学療法士などが参加することもあります。
弊社ご利用時のご様子の報告や専門職として、どういったリスクや課題があるのか、そういったことをお伝えすることが多いです。
ここまでが、ざっとサービス担当者会議の内容です。
ここからは、私の個人的な感想をいくつか、、、
|利用者様の違った一面をみることができる
普段デイサービス内でしか接することがないご利用者様ですが、サービス担当者会議では、ご家族とご一緒になることも多いため、我々に見せる顔とご家族と一緒の時の顔が違うことが度々。奥様の前では普段饒舌な方も大人しくなったり、逆に普段おだやかな方も旦那様には厳しかったり。そんな時に、「こんな一面があるんだ。」と実感するとともに、「我々はまだまだご利用者様のことを知らないな」と痛感します。
|ご利用者様の生活を垣間見ることができる
会議は、ご自宅で開催することが多いため、ご利用者様のご自宅の中を拝見することができます。ご家族の写真が飾ってあったり、お孫さんの作品が飾ってあったり、趣味の道具があったりとご利用者様の背景を知ることができます。
こういったところからご利用者様のことを知るきっかけになり、知ることでこちらから提案するサービスや関わり方が変わったりします。
今回は“サービス担当者会議”について書きましたが他にも様々な仕事がありますので少しずつご紹介できればと思います。
理学療法士 山口大貴
執筆者 セラピスト | 2021年10月8日 | ブログ
こんにちは。理学療法士の久保瑛です。
リハテーラー横浜都筑では現在3つのサービスを提供しています。
①通所介護(デイサービス)
②放課後等デイサービス
③自立訓練(機能訓練)
②の内容に関しては以前スタッフがブログにも書いていたので是非ご覧にください。
→https://www.reha-tailor.co.jp/recruit/archives/2244
今回はその中でも自立訓練(機能訓練)についてお話ししたいと思います。
自立訓練とは
身体障害者や難病患者等に対して、自立した日常生活や社会生活が送れるよう、身体機能や生活能力の維持向上のためのリハビリテーション等を提供するサービスです。
対象者は入所施設・病院を退所・退院した者で、地域生活への移行等を図る上で、身体的リハビリテーションの継続や身体機能の維持・回復などの支援が必要な方
特別支援学校を卒業した者で、地域生活を営む上で、身体機能の維持・回復などの支援が必要な方とされています。
通所介護(デイサービス)が原則65歳以上の方を対象としていますが、自立訓練は18歳から65歳までの方を対象としています。また利用期間が最長で1年半と決まっているのもこのサービスの特徴です。
利用期間が決まっているのは自立訓練があくまで次のステップに繋げる為のものであるからです。
「働きたいけど、今の体では体力的にまだ難しい。」
「一人で外出出来るようになれば卒業後の選択肢が増えるかもしれない。」
そんな
“将来したい事を出来るようになる為の準備期間”
というイメージです。
現在、リハテーラー横浜都筑では10代〜40代までの方が就労や将来の選択肢を増やす為に自立訓練をご利用していただいています。
年齢や疾患によって利用できるサービスが限られてしまう中、子供から高齢者までを対象としてサービスを提供している所はほとんどありません!
『子供から高齢者まで障害の有無に関わらず安心して過ごせる社会をつくる』
このビジョンのもと私達はサービスを提供しています。
利用される方の目標達成に関わりたい。人の役に立ちたい。そんな想いがある方を募集しています。
弊社の理念に共感してくださる方、是非ご応募ください。
(エントリーはこちらから→https://www.reha-tailor.co.jp/recruit/contact)
理学療法士 久保瑛
執筆者 セラピスト | 2021年10月1日 | ブログ
こんにちは、理学療法士の山口です。
リハテーラー横浜都筑では、「主体的なリハビリ」を大事にしています。
それは、効果が高く、自立した生活につながると考えているからです。
そこで今回は、通所介護、自立訓練で実際に「どんなリハビリメニューを立てているのか。」
「どういったところを意識しているのか。」、ご紹介します。
*放課後デイサービスは改めてご紹介します。
以前の記事(https://www.reha-tailor.co.jp/recruit/archives/2282)にもあったとおり、弊社では利用者一人一人を理学療法士が評価し、目標達成に向けて最適な訓練メニューを個別に作成します。
上記は、個別の訓練メニューが曜日毎にファイリングされています。
下肢の運動中心の方もいれば、上肢の運動が多い方もいます。
「買い物に行くために15分歩かなくてはいけない。」となったら体力アップのために、エルゴサイクルやトレッドミルなど持久力アップのメニューが入ります。
「自宅の階段昇降が不安定の方」には段差昇降の訓練が入ったりします。
そして随時身体機能や生活の変化に応じて内容を更新していきます。
メニューを立てる際に重要なのか、お一人でおこなっても安全な運動を選択することです。
弊社では、マンツーマンのリハビリは(突発的な例外を除き)基本的には行っていません。
そこで活躍するのが「red cord」です。
麻痺のある方がスリングを用いて免下しながら上下肢を動かしたり、ゴムの負荷で筋力強化したりと臥位、座位、立位、どの姿勢でも安全にお一人で負荷をかけた運動が可能です。
リハビリの負荷や難易度が軽すぎたり、簡単すぎても効果は薄くなります。
リハビリはある程度リスクを犯しながらギリギリの負荷、難易度でおこなうことで効果が高くなります。
そんなメニューを安全におこなうために、利用者の疲れ具合、その日の体調、訓練のやりかた、様々ことに気を配りながら介護福祉士、看護師、理学療法士などの専門職が協力してフロアで働いています。
必ずしもマンツーマンのリハビリが効果が高いとは限りません。利用者様自らが主体的にリハビリを行うことで最大の効果が得られると私は思います。ご自身で主体的にリハビリを行う環境を整えるのが我々の仕事です。
弊社のリハビリの方針に共感してくださる方、エントリーお待ちしています。
(エントリーはこちらから→https://www.reha-tailor.co.jp/recruit/contact)
理学療法士 山口大貴
執筆者 セラピスト | 2021年9月27日 | ブログ
こんにちは!理学療法士の久保瑛です。
先日ある出来事がありました。
介護福祉士のスタッフが利用者様の入浴介助を行う際に鞄の中に普段入っていないボールペンが入っていることに気づきました。
字を書く練習をしていますか?と聞いた所、利き手でない手で練習していると。
そのご利用者様は失語症といって脳の病気によって話す、読む、書くといった言語機能に障害がある方でした。
こちらの問いかけに返事は出来ますが、自分の意思を上手く伝える事が難しい方です。
コミュニケーションの幅が広がるのではないかと、理学療法士に相談し、早速リハビリでも取り組むことにしました。
リハビリは専門職と言われる理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が行うものだと思われがちですが、生活の中で気づいたことを共有したり、相手の事を想い、考えることは専門職関係なく出来ます。
チームで考え、支援する。
これは弊社が大切にしている考えです。
人の為に貢献したい、役に立ちたい。そういう想いがある方、私達と一緒に働いてみませんか?
一度見にきて来てください!ご応募お待ちしております。
理学療法士 久保瑛
執筆者 セラピスト | 2021年9月19日 | ブログ
こんにちは、理学療法士の山口です。
大人、子供関わらずリハビリを行う上で目標設定は非常に大事です。
利用者やご家族と目標設定をした上でリハビリをしていきます。
自分たちはどうでしょうか。
リハテーラー横浜都筑では、毎月月末に月の振り返りと翌月の目標をスタッフみんなで話し合います。組織としての目標、それに沿った個人としての目標、どちらも立てます。
組織の目標は、こうなったらもっと良い組織なるという視点で立て、スタッフみんなの意識統一をする意味でとても大事になります。
例えば、今年の8月には組織目標として「無駄な時間を発見する。無くす仕組みを作る。」といった目標を立てました。
これは、夏になるとお子様の学校が夏休みに入り、お子様の当施設のご利用が放課後ではなく日中になり、ご利用時間が増えます。そのため、今まで日中に行っていた業務がその時間にできなくなったり、スタッフの配置が流動的になったりといった背景があります。その中でスタッフひとりひとりが「どうしたら効率的に動けるか」、「無駄な時間は無いか」と考えることでより質の高いサービスを提供することに繋がります。
そして、その意識をその月だけでなく継続して持つことで組織としてどんどん成長し、より良い組織になっていきます。
毎日の仕事を繰り返していると、どうしてもルーティーンになりがちです。
そのルーティーンの中にどのような意識を持つか。意識の持ち方で同じ業務でも質や視野が大きく変わります。
組織の目標に対し、ひとりひとり何ができるのか、なにをすべきかを考えて日々働くことができると濃度の濃い時間を過ごせるかなと思います。
そして、そんな環境がリハテーラー横浜都筑にはあります。
ぜひ、話を聞きにきてみてください
ご応募はこちら
理学療法士 山口