発達領域の理学療法士の長谷川です。
弊社では、「専門性をもった質の良い関り」というものを意識しています。
スタッフからも、
「専門性をもって関わっていきたい」
「専門性をあげていきたい」
というようなセリフが多く聞かれることがあります。
ところで、専門性って何でしょうね?
※専門とは
①
限られた分野の学問や職業にもっぱら従事すること。また、その学問や職業。
②
もっぱら関心を向けている事柄。
辞書を引くとこうなっています。
弊社では、理学療法士、看護師、保育士、社会福祉士と様々な職種が、働いています。
職種としての専門性は非常にわかりやすいですね。
しかし、これらの資格は、持っていても何かができるわけではありません。
少し、視点をかえて、
資格制度でいうと、運転免許はどうでしょうか?
運転免許を取得すると、その瞬間から、公道で車を走らせることができます。
しかし、職種としての資格は、仕事につくことの許可をもらえているだけで、実際には、すぐさま、なにかしらのスキルを発揮して、仕事ができるわけではありません。
新人さんのことを想定してください。
すぐさま、外来のリハビリや、病棟の看護など、いきなりできるものではないですね。
仕事についてから、その職場で求められるスキルや技術などを高めていく必要があります。
それは、どんなに経験を重ねていても、研鑽が必要なのです。
「専門」の説明の中に、もっぱら関心を向けている事柄というものもあります。
職業としての専門性の中に、その人なりの興味・関心を向けている事柄があるかと思います。
同じ理学療法士でも、姿勢のことに興味があったり、呼吸に興味があったり、遊びに興味があったり
職種の中にも、専門性って存在するんですよね。
専門性を高めていきたいと、誰かが言った時にそれは
職種としての専門性と、
その人、個人の趣味嗜好としての専門性なのか??
分けて考えていくと、どんなことを高めていきたいかが具体的になっていきます。
皆さんは、どんな専門性を高めていきたいですか?
リハテーラー横浜都筑
理学療法士
長谷川大和