こんにちは!看護師のおざきです。
先日、全く違う業界の人に弊社を紹介した際に、福祉業界のことって実はあまり知られていないことも多いのかな?と感じたため
リハテーラーがなぜ福祉業界に、さらにはその中でも障がい児童福祉に力を入れているのかをお話したいと思います。
昨今では少子高齢化が進んでおり、高齢化率は28.4%(令和2年版高齢社会白書(内閣府))となっています。大体3人に1人程度が高齢者となっている社会です。
リハテーラーでは通所介護も行っていますが、開所当初はリハビリ専門職をおいて本格的にリハビリが出来るデイサービスはほとんどありませんでした。
そこから10年経ち、社会的にも最期を病院で過ごすよりもできる限り長い時間を在宅で生活ができるようにという風潮になり、リハビリが出来るデイサービスや訪問ステーションが増えました。
リハテーラーのビジョンである「子供から高齢者まで障害の有無に関わらず安心して過ごせる社会を作る」ためには需要はあれど供給もある高齢者デイサービスを自社で増やすより需要はあるのに供給が全く足りていない障がい児童部門のサービスを充実させていく必要があると思いました。
前のブログにも書きましたが横浜市内には400ヶ所程度の放課後等デイサービスがあるのに対し、医療的ケア児を受け入れている施設は20ヶ所程度しかありません。
横浜市の実態把握調査では市内の医療的ケア児は500名程度いると推計されています。
その500人が毎日放課後等デイサービスを利用するとして3500枠必要ですが、20ヶ所の定員が各5名と仮定すると700しか枠がありません。
医療的ケア児の中には学校の送迎は保護者であることが必須だったり、そもそも保護者が付き添いでないと授業に参加できなかったりと子どもと保護者の離れる時間がなく過ごしていることが多いです。
常に保護者が一緒では子どもの発達としても良くないですし、何より保護者の時間がありません。
仕事に就けなかったり、兄弟児と関わる時間がなかったり、ましてや自分の時間なんて全く取れそうにありません。
それでは弊社のビジョンである「子供から高齢者まで障害の有無に関わらず安心して過ごせる社会」ではないと考えました。
そのためリハテーラーでは現代社会に足りていない障がい児童福祉に力を入れていこうとしています。
そのためのまず1歩が医療的ケアを提供できる放課後等デイサービスの拡大!リハテーラー横浜港北が4月1日OPENします!
新しく広い綺麗な施設です!
是非そんな社会実現のために力を貸してください!
見学、説明会は来社でもオンラインでも随時受け付けています!
リハテーラー横浜都筑
看護師 おざき