リハテーラー 横浜都筑代表の池畑健太です!
私は理学療法士の資格を2006年に取得し、2012年にデイサービスを起業をしました。
今では、デイサービスだけでなく、横浜市で初めてとなる共生型の自立訓練(機能訓練)、放課後等デイサービスを運営しており、今年は児童発達支援、保育園、訪問看護ステーションの立ち上げを計画しています。
なぜ起業したのか?という原点を少し書かせていただきます。
そもそも理学療法士になったきっかけはホームページにも書きましたが、兄の事故がきっかけでした。
バイク事故により頭部外傷や骨折などにより障害を持つことになりました。
最初は寝たきりでしたが、意識を取り戻してから、リハ病院に転院し2年後に歩いて自宅退院をしました。
これは急性期での救命処置により命が助けられたこと。
リハビリによって機能回復ができたこと。
多くの方々の支えによって自宅に歩いて帰ってくることができました。
残念ながら高次脳機能障害が残ってしまい、家族のサポートなしでは生活できなくなってしまいましたが、
最初の状態を知っているだけに、歩いて帰ってこれただけでも十分でした。
その姿を見て、
「兄のように困っている方々のサポートがしたい!」
と大義名分はありましたが、
スポーツもやっていたため、身体に携わる仕事がしたいと漠然と思っていたこと、
将来スーツを着て、サラリーマンをするイメージが持てなかったこと、
そして、理学療法士は高給であったということ(当時は・・・笑)、
が要因となり、理学療法士を志しました。
高校まで野球しかやってきておらず、高校も野球で進学したので、勉強は全くできませんでした。
理学療法士を目指した2002年は理学療法士の養成校が不足していることに加え、大卒や社会人経験を経て、進学する方も多かったため、入学するのは狭き門でした。
まず、どの学校も倍率が軒並み20倍以上で、高校の成績が5段階評価で平均で4以上ないと受験すらできなかったのですが、当時の私の成績は1とちょっと・・・。
倍率も高いし、そもそも受験資格を満たしていない・・・。
どうしたものかと悩んでいると、新設されたばかりの専門学校が高校の成績を問わない面接や小論文、筆記試験などを行う入試を行っていることが分かりました。
早速、予備校に通い、模試を受けると
『F判定』・・・合格率5%未満
と判定を受けました。
それでも諦めることができずに、受験資格のある新設校の一本に絞り、50倍の倍率をくぐり抜け、見事合格しました!(筆記試験は全く手応えがなかったので、面接で受かったと確信しています!)
今では学校を選ばなければ入学できると言われている時代ですので、信じられないかもしれませんが、実話です。
タイトルは
「なぜ起業したか?」
でしたが、まだ入学までしか書いていませんので、続きは後日にお付き合いください!
リハテーラー横浜都筑 代表 池畑健太(理学療法士)