発達領域の理学療法士の長谷川です。

今回は、リハテーラーの預かりにおいて、大切にしていることを書きます。

色々な職種が働いていますが、職種に関わらず、お子さんに接するときに大切にしています。

次回以降のブログで、①~⑤まで順番に解説していきます。

① 子どもたちの健康を守ります
・お預かりをしている中で、健康のために必要なケアを実施していきます。
・子どもが子どもらしくあるために、健康であることを願います。
・特別な技術ではなく、日々の姿勢的ケアや抱っこの仕方、吸引のタイミングなど、本人の心地よさを保証します。

② 子どもたちの表出を大切にし尊重します。
・言語コミュニケーションに障害のあるお子さんにとって、運動制限は、コミュニケーション手段の制限です。
・リハテーラーのリハビリは、セッションです。どんな仕草も、大切な表出として受け取り、相互方向のやりとりとして受け止めます。

③ 子どもたちの未来を創造(想像)します。
・日常を一緒に過ごす中で、お子さんの将来を想像し、生活上の様々な選択肢を広げていけるように、未来を創造していきます。
・ご家族の願いと支援者の願い(mission)、本人の願い(vision)、それらのうち優先すべき物事(value)を思考し、必要なことを支援していきます。
・医療者として予期できる二次障害に対し、必要最低限の出来ることを判断し取り組みます。

④ 子どもたちの遊び心を大切にします。
・子どもは、遊びの中で学び成長していきます。本人の「やりたい」は、学びのチャンスです。
・興味関心を広げながら、日常に活かせる活動を取り入れていくことを約束します。
・自宅や学校では行えない非日常的な活動を、積極的に取り入れ、多くの体験ができる機会を提供します。

⑤ 子どもたちと共に暮らす家族と、その支援者を支えます。
・子どもたちが安心して社会で生活するためには、家族の支援が不可欠です。
・家族の精神的負担・身体的負担の軽減のために、出来ることを考え行動します。
・家族だけでなく、学校や保育園など様々な過ごしの場所と協働し、必要な専門的な知識と技術を惜しみなく提供します。

私たちの支援は、すべて上記の中に含まれていることを行っております。

どのように行っていくか、分からないことがあってもフォローする体制があります。

就職いただければ、重症心身障害のあるお子さんに関して、濃厚な経験が出来ることを保証いたします。

長谷川