タイトルのchildren like childrenとは、
「子どもが子どもらしく」という意味があり、この言葉は恩師がよく口にしていた言葉で子どもたちと向き合うときに自分が大切にしている理念です!
子どもが子どもらしくあることが、発達に一番良いということは基本的なことです。ですが、子どもらしくあるということは、どのようなことでしょうか。
傍若無人にふるまい、わがままを通し、要求が通らないと泣く、という状態をそのまま認めることではありません。その子どもの発達の段階を良く見極め、発達に適した関わりが大切ということです。
目の前の子どもの発達段階がどのようなものなのか。そして、その子どもに対して願う育ちや、発達のためのより良い体験がどういうものなのか考えることが大事です。
それは幼稚園や保育園、今自分が努めている放課後等デイサービスなど場所に関係なく子どもに関わるすべての人に言えることです。
ですがそれが難しい!
なぜなら正解がないからです。
「この子にはこの遊び」「こんな関わりをしよう」という正解がありません。長く保育の現場にいましたが永遠の課題だと思っています。
どうしたら「子どもが子どもらしく」いられるか。
それはどれだけの引き出しを多く持っているかだと考えます。
【みんな違ってみんな良い】
という言葉がありますが、障がいの有無にかかわらず子ども一人ひとりに個性があり好き嫌いがあります。それを引き出す鍵が
【言葉の引き出しと遊びの引き出し】
をどれだけ多く持っているかだと考えます。その引き出しのヒントは意外と身近なところに隠されていたりします。
子ども同士の会話や遊び、職員同士の関わりに限らず、日常のテレビ番組や登下校中の小学生の会話、スーパーのお菓子コーナーにいる子どもの動きなど様々な場所にヒントが隠されているということです。
今、見ている世界にもたくさんのヒントが隠されていると思います。
現場での経験から生まれる物もありますが、大事なのは一人ひとりの発想の転換力です。
【みんな違ってみんな良い】大人も同様です。一緒に色々な遊びを築いていきましょう!
リハテーラー横浜
遊びの天才
河合 亮佑