こんにちは。
理学療法士の久保瑛です。
リハテーラーでは採用活動が活発になってきました!
学生と話す中で、仕事を選ぶ基準や選考の軸は何ですかと聞くことがあります。
これから人生の多くの時間を占めるであろう仕事という時間を充実した日々に出来るかは、どれだけ仕事にやりがいを感じられるかが重要だと思っています。
そこで今回は仕事に対しての捉え方について書こうと思います。
イソップ寓話として有名なレンガ積み職人の話です。
中世のとあるヨーロッパの町。
旅人がある町を歩いていると、
汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積み、運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。
そこで旅人は「あなたは何の仕事をしているのですか?」と尋ねました。
すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。
1人目は、
「見ればわかるだろ!レンガを積んでいるんだよ!暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ!忙しいから早くあっちへ行ってくれ!」と答えました。
2人目は、
「レンガを積んで壁を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金が良いからやっているのさ」と答えました。
3人目は、
「よくぞ聞いてくれました。私はレンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と答えました。
3人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事は同じです。
仕事の内容や役割が同じなので、賃金もほとんど変わりません。
しかし、
仕事することの動機、目的意識が全く違います。
1人目は、
自分の仕事に対して希望・夢・志などの使命感は全くなく、ただ言われたからやる。
作業としての仕事としか感じていません。
2人目は
お金を稼ぐために否応なしに働いている。
目の前の“壁”しか見えていません。
「もっとお金になる仕事はないか」と頭の中は
そればかりを考えているでしょう。
3人目は、
「後世に残る歴史的事業に参加して町中の人を笑顔にするため」
という志を抱き、明確な目的意識を持って働いています。
さて、この同じ仕事をしている3人の中で、最も仕事に対する誇りを持っている人、やりがいを感じているのは誰でしょうか?
また、あなたなら誰と一緒に仕事をしたいと思うでしょうか?
答えは明らかだと思います。
多くの人は仕事に対してやりがいを外部要因(上司、部下、同僚との人間関係、報酬、労働環境)などに求めがちです。
モチベーションという意味では外部要因も大切ですが、
仕事のやりがいを考える上で最も重要なことは、自分の仕事をどのように捉えているかという内的要因にあります。
私達は仕事に対する意味付け、意義付けをとても大切にしています。
弊社の理念である
『貢献の和』
そしてビジョンである
『子どもから高齢者まで障害の有無に関わらず安心して過ごせる社会をつくる』
これが私達の判断基準であり、この価値観に共感してくれた方としか働きたくないと思っています。
仕事の中で何がやりがいを感じるのかは、実際に見学した際にでもスタッフに聞いて欲しいです!
あなたからのご応募お待ちしております!
リハテーラー横浜都筑
理学療法士
久保瑛