こんにちは、看護師の山田です。

今回は私が在宅に興味を持つきっかけとなったお話をさせていただきます。

今から約6年前、、NICU病棟で様々な病気を抱え誕生した男の子を担当させていただきました。

長い入院生活の中、お母様は毎日面会に通い、仕事がお休みの日にはお父様、そして学校がお休みの日にはきょうだいが訪れ、とても穏やかで笑顔いっぱいの家族の時間がそこにはありました。

しかし、当時育児休暇中で復職を希望されていたお母様でしたが、長期入院と退院後も医療的ケアが必要であることから復職の目処が経たず、仕事を諦める選択をされました。

「仕事を続けること」

「仕事を諦めること」

どちらも大切なお子様を守り育てるためには必要な選択です。

このお母様の選択を通して『退院は嬉しい出来事である反面、ご家族にとっては新たな生活のスタートに過ぎない』のだと気付くことが出来ました。

そして・・

『退院後もお子様とご家族が安心して暮らすには何が必要なのだろう』

『一人ひとりがその人らしく生活するにはどうしたら良いのだろう』

『何か私が力になれることはないだろうか』

と、退院後の生活や地域での支援に興味を持ち、考えるようになりました。

そして現在・・

放課後等デイサービスを利用している保護者様から「リハテーラーに通い始めたことで、また仕事を始めることができた」との嬉しい言葉もいただいています。

お子様とご家族一人ひとりが『その人らしい』生活を送れる社会を私たちと一緒に目指しませんか。

リハテーラー横浜港北

看護師 山田