こんにちは、理学療法士の山口です。
リハテーラー横浜都筑では、「主体的なリハビリ」を大事にしています。
それは、効果が高く、自立した生活につながると考えているからです。
そこで今回は、通所介護、自立訓練で実際に「どんなリハビリメニューを立てているのか。」
「どういったところを意識しているのか。」、ご紹介します。
*放課後デイサービスは改めてご紹介します。
以前の記事(https://www.reha-tailor.co.jp/recruit/archives/2282)にもあったとおり、弊社では利用者一人一人を理学療法士が評価し、目標達成に向けて最適な訓練メニューを個別に作成します。
上記は、個別の訓練メニューが曜日毎にファイリングされています。
下肢の運動中心の方もいれば、上肢の運動が多い方もいます。
「買い物に行くために15分歩かなくてはいけない。」となったら体力アップのために、エルゴサイクルやトレッドミルなど持久力アップのメニューが入ります。
「自宅の階段昇降が不安定の方」には段差昇降の訓練が入ったりします。
そして随時身体機能や生活の変化に応じて内容を更新していきます。
メニューを立てる際に重要なのか、お一人でおこなっても安全な運動を選択することです。
弊社では、マンツーマンのリハビリは(突発的な例外を除き)基本的には行っていません。
そこで活躍するのが「red cord」です。
麻痺のある方がスリングを用いて免下しながら上下肢を動かしたり、ゴムの負荷で筋力強化したりと臥位、座位、立位、どの姿勢でも安全にお一人で負荷をかけた運動が可能です。
リハビリの負荷や難易度が軽すぎたり、簡単すぎても効果は薄くなります。
リハビリはある程度リスクを犯しながらギリギリの負荷、難易度でおこなうことで効果が高くなります。
そんなメニューを安全におこなうために、利用者の疲れ具合、その日の体調、訓練のやりかた、様々ことに気を配りながら介護福祉士、看護師、理学療法士などの専門職が協力してフロアで働いています。
必ずしもマンツーマンのリハビリが効果が高いとは限りません。利用者様自らが主体的にリハビリを行うことで最大の効果が得られると私は思います。ご自身で主体的にリハビリを行う環境を整えるのが我々の仕事です。
弊社のリハビリの方針に共感してくださる方、エントリーお待ちしています。
(エントリーはこちらから→https://www.reha-tailor.co.jp/recruit/contact)
理学療法士 山口大貴